「にがり」と水道水で硬水を作る自動計算ツール!コントレックスを作るには?

硬水は、水道水に「にがり」を混ぜることで作ることができます。では、コントレックスやevianに相当する硬水を作るには、どれくらいの量のにがりが必要なのか。

にがりの硬度を計算するツール

にがりの成分を入力してください。(小数点第一位まで対応)
水道水の硬度は、日本の水道水の平均硬度である50がデフォルトで入っています。

にがりの成分を入力してね!

mlあたり

mg

mg

mg/L

ここに結果が表示されるよ!

 

コップの水についての考え方

コップの水は、にがりを加えてできた水の全体量を表します。
「硬度1500の水を作るにはコップ1杯の水道水(200ml)にこのにがりを12ml入れればOK!」と出た場合は、188mlの水に12mlのにがりを加えて混ぜた結果、その全体の水が硬度1500になるよ!

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「にがり」で硬水を作る自動計算ツール詳細ver.!コスパの良いにがり情報も。

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にがりの成分表示にカルシウムの表記が無い!

カルシウムの表記が無いにがりには、カルシウムがほとんど含まれていないと考えて良いでしょう。

食品表示法に基づいて、一定量以上の栄養成分が含まれていない場合は、その成分の表記が義務付けられていません。したがって、カルシウムが記載されていない場合、その含有量は非常に少ないか、無視できる程度である可能性が高いです。

そもそも「水の硬度」とは?計算方法は?

水の硬度

「水の硬度」はカルシウムとマグネシウムの含有量によって決まります。他のミネラル成分、例えばナトリウムやカリウムは硬度に影響しません。

にがりは超硬水!

カルシウムとマグネシウムを大量に含むにがり超・超・超硬水!ってことになります。
にがりと水道水を割ることで、evianやコントレックスと同等の硬度を持つ水を作ることが可能ですが、味やミネラルバランスは異なるため、全く同じ水を作れるわけではありません。

硬度の計算式

硬度(mg/L)=カルシウム(mg/L)×2.5+マグネシウム(mg/L)×4.1

一般的には、硬度100mg/L未満を軟水、100mg/L以上300mg/L未満を中硬水、300mg/L以上を硬水と呼びます。

さらに詳しく

WHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインでは、より詳細な分類がされており、硬度60mg/L未満を軟水、60から120mg/L未満を中程度の軟水、120から180mg/L未満を中硬水、180mg/L以上を硬水、と細かく段階分けされています。

水道水・evian・コントレックスの硬度は?

水道水の平均硬度は50

日本の水道水の硬度の平均は50程度です。東京は60とちょっと高め、関西圏は平均より低い傾向にあります。局地的に硬度が高い地域もありますが、日本の水道水のほとんどは軟水です。
お住いの地域の水道水の硬度は、ググってね!

evianの硬度は300

evianは硬度300程度の硬水です。

コントレックスの硬度は1500

コントレックスは硬度1500程度の硬水です。
コントレックスがダイエットにいいと言われる理由は、 代謝を促す働きがあるカルシウムやマグネシウムなどが豊富に含まれているからです。

「にがり」と「水道水」で作った硬水でも体に良いのか?

マグネシウムとカルシウムの摂取を目的とするなら、にがりを使った硬水も理論的にはOKです。にがりにはこれらのミネラルが豊富に含まれているため、適量を取り入れることで健康に役立つと思います。

塩分に関する注意点

ただし、にがりには塩分(ナトリウム)が含まれていることを忘れてはいけません。塩分の摂りすぎは高血圧やその他の健康問題を引き起こす可能性があるため、にがり水を頻繁に飲む際は、塩分摂取量に気をつける必要があります。特に塩分制限が必要な方は、にがり水の使用を控えるか、少量にとどめるようにしましょう。

「あらなみの本にがり」の場合の硬水の作り方

私が愛用している「あらなみの本にがり」は、100mlあたりカルシウムが2200mg、マグネシウムが4600mg含まれており、計算上の硬度は24360mg/Lとなります。

evian相当の硬度300の水を作るには、コップ1杯の水道水200mlにこのにがりを2.1ml入れればOK!

コントレックス相当の硬度1500の水を作るには、コップ1杯の水道水200mlにこのにがりを11.9ml入れればOK!

にがり水の「コントレックスもどき」は不味くて飲めたもんじゃない

ぶっちゃけ苦いし、塩っぱい

実際に水道水と「あらなみの本にがり」を混ぜてコントレックスに相当する硬度1500の水を作って飲んでみましたが、これがまぁ~~~~不味い
理論的に硬度1500の硬水が作れたとしても、コントレックスのようにスムーズに飲むことはできません。

現実的に食生活に取り入れるには、コーヒーやジュースや味噌汁など味のついた水分にちょびちょび混ぜるのが良いかもしれません。
不思議なのですが、素の水は激マズなのに、野菜ジュースに入れると甘みが引き立ってむしろ美味しいんです。(スイカに塩が美味しいのと同じような理屈かな?)

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