【塩麹】「みやここうじ」での塩麹づくりで失敗!なぜか水分が少ない…。

はじめての塩麹作りは失敗しかけました。
2回目で失敗の理由がわかり、今では「みやここうじ」を使って美味しい塩麹を作れるようになりました。

塩麹をレシピ通りに作ったのに水分が足りない

乾燥麹をレシピ通りに混ぜた直後は、見た目での水分量に問題はありませんでした。
しかし、しばらく目を離したら…

炊きそこねたご飯かよ!!
ってくらい麹が干上がってた。

麹は水にひたひたにしなくてはならず、レシピによっては「足りなければ水を少々足してね!」って書いてあります。
だがしかし、少々どころじゃないくらい水分量が足りていないよ!?

気づいた時点で水をたっぷり、ついでに塩も足し、最終的には美味しい塩麹まで持っていくことができましたが、この干からびようには焦りました。

使ったのは乾燥タイプの「みやここうじ」

みやここうじ200g

みやここうじ(乾燥麹)裏ラベル

みやここうじ四角型
内容量:200g
原材料:米(国内産)、麹菌

使った麹は、スーパーでも手軽に買える乾燥タイプの「みやここうじ」です。

塩麹のレシピ

200g
60g
300cc

分量は「みやここうじ」のホームページに載っている塩こうじ甘口(塩度10.7%)のレシピに従いました。
水と塩はきっちり計量したはずなのに、なぜ水が足りなくなったのでしょう…。

塩麹の水分が足りなかった理由

内容量200gのはずの「みやここうじ」が多い

重さ:230.4g

また別の日の「みやここうじ」

重さ:251.3g

そりゃ水足りなくなるわ

みやここうじ君、内容量がわりと大雑把なんですね。
確実に200g以上は入っているんだけど、いくらかオマケもついてくる。

麹が250gある=そのぶん塩麹がたくさん作れるってことで、知れば有り難い話です。
麹がレシピよりも25%多いならば、塩と水の分量も25%増やそう!

これでよし!!

200g→250g
60g→75g
300cc→375cc

麹が200gだと思い込んだままレシピ通りに作ると、水分が足りなくなるだけでなく、相対的に塩の含有量が少なくなり、腐敗の原因にもなります。

「みやここうじ」で塩麹を作る際は、麹を計量すると失敗がないね!

この日のみやここうじは230gだったので、塩は69gが正解。(キリよく70gにしちゃった。
レシピと手順は違うけれど、私は ポリ袋の中で乾燥麹をほぐした後に、塩を袋内で計量してしまいます。

お湯を注いで混ぜ混ぜ。
発酵前の水分量はこんな具合。

これを1日1回混ぜ常温で1~2週間保存すれば塩麹はできあがりますが、ヨーグルトメーカー低温調理器を使えば超短時間で・より衛生的に作ることができます。

ヨーグルトメーカーで作る塩麹

塩麹の熟成はヨーグルトメーカーに任せます。
60℃6時間加熱すれば熟成完了です。
糀が持つ酵素の活性化には、この温度および加熱時間が最適なんだとか。

ちなみに、私の使っているクビンスの「ヨーグルト&チーズメーカー」は加熱性能がポンコツなので、最初から材料を60℃に温めた上で、設定温度を62℃としました。(実温度はおそらく58~9℃くらい。)

【失敗】クビンスの「ヨーグルト&チーズメーカー」を買って後悔した話

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6時間の熟成後、やわらかくなった麹の粒をテキトーに潰して完成!

成功です!

熟成直後の味見では 塩辛ッ!と感じるものの、それは自然放置法での塩麹作りでも同じなので良しとします。
一晩冷蔵庫で寝かせたら甘みと旨味が感じられ、さらに使っているうちにどんどん旨くなる

この塩麹をうちでは1ヶ月足らずで消費してしまうので、時短で作れるヨーグルトメーカーを買って楽になりました。(買った機種はハズレでしたが、塩麹作りには問題ない!)

かぶの千枚漬け風

塩麹1らっきょう酢2で、小かぶ5個を二晩漬け。
めっちゃ美味しいです。
カブと麹の旨味が溶け出した漬け汁を、鶏ガラスープで割るとまた美味しい。生姜・ごま油で風味付けするとご馳走級の味になるよ!

塩麹は市販のパウチのやつがまったくもって美味しくないから、これからも作り続けます。

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